自分たちで配偶者ビザの手続きしました。

長い国際遠距離恋愛期間を経て、晴れて夫婦となった私とイタリア人夫。イタリア大使館や日本の市役所での婚姻手続きも大変面倒でしたが、今後の日本生活において避けて通れないのが入管手続き!そう「日本人の配偶者ビザ」の申請です。
この手続きを代行するための行政書士事務所もありますが、自分達でも必要書類を集めて、少し手間と時間をかけてあげれば必ず上手く申請できる事がわかったので、その経験をお伝えしたいと思います。
まず、申請に必要な書類は以下の通り。
1:在留資格変更許可申請書×1枚
2:写真(縦4cm×横3cm)×1枚
3:配偶者(日本人)の戸籍謄本×1通
4:申請人(外国人)の国の機関から発行された結婚証明書×1通
5:配偶者(日本人)の住民税の課税証明書と納税証明書×各1通
6:配偶者(日本人)の身元保証書×1通
7:配偶者(日本人)の住民票×1通
8:質問書×1通
9:夫婦のスナップ写真(交際の真偽がわかるもの)×2~3枚
10:申請人(外国人)のパスポート
これらをかき集めるのに、貴重な平日を何日使ったことか・・・しかもたいていの書類は有効期限が3カ月ですので、割と短い期間で役所回りをこなさなければなりません。
私はシフト制勤務だったため、まだ融通が利きましたが、カレンダー通りの人は都合をつけるのも一苦労だと思います。まあ、ここは踏ん張りどころです!頑張りましょう!
さて、各証明書は役所でもらうだけですが、申請書や質問書は自分で明記しなければならない事がたくさんあります。特に8番の質問書!これが大変でした。
夫との出会いから結婚に至るまでを時系列を追って延々と作文のように書かなければなりません。また必要に応じてその根拠となる電話の明細や手紙などを添付する場合もあります。
事柄の矛盾が起きないよう、2人のパスポートの渡航履歴と照らし合わせながら記録していく必要もあり、非常に労力を使います。
さらに、一体誰が私達のようなただの一般人のなれそめの逐一を聞きたいのだろうか・・・という気恥ずかしさもあるので、精神的にもなかなか疲れます。
ですが。ここさえ乗り切れば、もう後は申請窓口で提出するだけです。偽装結婚の疑いをかけられない限りは、スムーズに申請が進むように見えました。
最後に申請を終えての個人的な感想ですが、6番の身元保証書とは「夫となる外国人の日本国内での全ての責任は私が負います」という内容ですので、これに署名と押印するのはかなり重みがありました。
その重みは婚姻届けの比じゃありません。ですが、これにサインをしてようやく「ああ、この外国人と結婚するんだな。この人にとっては、日本では私しかいないのだな。守ってやらなければならないな。」と実感し、覚悟が決まりました。
本当の意味での結婚は入国管理局で・・・でしたね(笑)
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