妻はフィリピン人

妻はフィリピン人で、結婚をフィリピンで行いました。
そこで日本に呼ぶためにビザの取得をしなければならないのですが、必要書類が非常に多く個人で行うには相当の覚悟が必要でした。
まずは、フィリピンに行き結婚式を行う必要があります。フィリピンでは大きく2つの方法で法的効力があります。
それは市役所において、市長の前で結婚宣言する方法、そして教会の神父の立ち合いでの結婚宣言です。私は、直ぐにマリッジコントラクトが欲しかったので、市役所で行いました。そして次に日本で婚姻届けを出します。
その後またフィリピンに行き、日本大使館において結婚具備証明書の取得をしました。そして妻の出生証明の取得。これはフィリピンでは通常のものと、レッドリボン付きというものがあり、レッドリボン付きのSひゅとマニラで取得するものが必要でした。
これらの公的機関の物は、妻の場合すんなりと取れましたが、フィリピンでは貧困で出生届けが出されていないケースも多く、その場合は非常に苦労すると聞きます。
私はまだその点良かった方だと思います。そして、2人の写っている写真の用意、2人のなれそめも担当官を納得させるような内容で書かないといけないため、非常に面倒な作業でした。
フィリピンに出す書類も戸籍謄本を翻訳。これも行政書士の先生に出せば簡単でしょうが、やはりフィリピンと日本を何回も大福しなければならないので、少しでもお金を浮かせないと大変です。ですからすべて自力で行いました。
一番大変なのは、日本では書類がすぐに用意されますが、フィリピンではいろいろと難癖付けられて、中々書類を発行してもらえない。
そして私の場合ですが、マリッジコントラクト(結婚証明書)をフィリピンで取ったときに妻が確認すると、違う人間の物が渡された事。
直ぐに窓口に文句を妻が言いましたが、そこからまた1時間ほど待たされた挙句、新しく発行するには1か月かかる、もしお金払うなら1週間で出来る方法もあると。
フィリピンは汚職が蔓延しているので、お金を払わないと正確なものが直ぐに用意できないという事が、本当に大変でした。
書類を全て揃えて提出して不備が無くはれて妻のビザが出るまでに約半年ほどかかりました。
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