2019-01-21

韓国人の旦那との結婚手続き

韓国

私には韓国人の旦那様がいます。結婚して11年になります。彼は在日韓国人で、日本で生まれた3世で、特別永住権を持っています。

そのため、完全な外国人の方よりは楽なのではないかと思いますが、手続きは本当に面倒でした。

主人は転職こそしましたが、今も昔も営業職でバリバリ。平日に時間が取れることは皆無。そのため全部私が手続きしました。

【日本の役所に提出する時に日本人が必要なもの】

  1. 婚姻届
  2. 戸籍謄本(本籍地以外の役所に婚姻届を出す場合)

【韓国人が用意するもの】

  1. パスポート
  2. 外国人登録証
  3. 基本事項証明書 ※翻訳者の署名入りの日本語訳必要 
  4. 家族関係証明書 ※翻訳者の署名入りの日本語訳必要
    (うちは日本でいう家系図みたいなものを提出しました。)
  5. 婚姻関係証明書 ※翻訳者の署名入りの日本語訳必要
    (重婚していないか調べる書類です。)

上記3つの証明書は在日韓国大使館(領事館)で取れます。基本事項証明書は町名番地まで細かく書いていないと領事館でも調べられないそうです。

義父が住所などを送ってくれましたが、一度これでは曖昧だと断られ調べなおしました。日本で結婚が完了したら、今度は韓国側での手続きになります。

韓国で提出しないと主人は韓国では独身のままです。でも帰化するつもりの人が多いので、提出しない人も多いとのことでした。

主人は義兄が帰化してしまって自分しか韓国籍がいない事をとても気にしていて、自分だけは韓国籍のままいつか韓国で働いてみたいと思っていたため、我が家は韓国領事館にも婚姻書類を提出しました。

婚姻届を提出した市(区)役所で「婚姻届受理証明書」を発行してもらいます。そして、在日韓国大使館(領事館)へ報告的手続きをします。

領事館のホームページには必要な書類はこう書いてあります。

  1. 婚姻申告書
  2. 日本の市・区役所に婚姻申告後、婚姻事項が記載された日本の戸籍謄本と翻訳文1部
  3. 婚姻届又は受理証明書と翻訳文1部 +日本人配偶者のパスポート
  4. 韓国人の家族関係証明書と婚姻関係証明書各1部
  5. 本人と配偶者の身分証(外国人登録証(在留カード)またはパスポート)
  6. 本人と配偶者の印かん 

翻訳に対して厳しい担当の方が何人かいらっしゃって、本当に翻訳文で四苦八苦しました。

最後に担当してくれた方が、一緒に翻訳を直してくれたため、5回ほど足を運んで終了できました。

そのあと新婚旅行に行く予定があったので、期限切れだった主人のパスポートを申請するのがこれまたとにかく面倒でした。

主人は日本生まれ日本育ち。日本人同士として知り合い付き合い、生活していますが、いろいろな手続きの時だけは、ああ、私は外国人と結婚したのだな、と思います。

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