愛だけではビザはもらえない

ダーリンがフランス人です。
当時私は海外在住だったため、日本の手続きは両親の助けなしではできませんでした。
彼の配偶者ビザを得るためにまず入籍を彼の国でしました。私が海外在住で彼とは遠距離恋愛だったため、日本で入籍するより彼の国でした方が近かったからです。
まず入籍するために独身証明書を日本の役所で発行してもらい、それを公的書類にしてもらうためアポスティーユをつけ、海外で通じる書類にしてもらいました。
それを持って彼の国で手続きをし、入籍が終わってから今度は帰国し、彼の国で発行してもらった婚姻証明書や、日本の書類を持って入国管理局に行きます。
この時の大量の書類は今思い出してもぞっとします。
当時フランスにいたため、フランスでの収入証明になる書類を全部日本語翻訳、彼との馴れ初めや、彼の親族関係、私の親族関係、彼との写真、出会いから結婚までを年表のようにして記入。
私の場合日本に住んでいなかったため、日本での納税証明書がなく、その理由書、などなど、最終的に入管に持っていった書類は軽く20ページ以上にはなったと思います。
あとで聞いたところ、彼を先に日本に呼んでから在留資格変更届にした方が簡単だったとか。
彼が入国する時期が決まっていて、入管で許可が降りたのは1ヶ月半後。その間ほんとに冷や冷やしていました。
ややこしい書類が多く、日本人と結婚する場合は印鑑だけで済んだところが、区役所でこの書類は認められないと言われたり(彼の国で公式にアポスティーユをつけてもらい、公式書類として認められてます)、入管に提出書類を集めるだけでと一苦労しました。
思い出すだけでも二度としたくない作業ですが、毎年彼のビザ更新のたびにある程度の書類は毎回必要です。愛だけではビザはもらえない、と痛感した作業でした。
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