2018-06-27

私のハニーはフィリピン人です。

彼女とは日本で知り合い、彼女が在日中に意気投合して日本で結婚しました。彼女は興業ビザで来日していたために、フィリピンへ一時帰国をしました。

そこから彼女を再度、日本に呼ぶ為に東奔西走の日々が始まりました。なぜなら、彼女が日本で生活を始める為には、在留資格の取得が必要となるからです。

私自身の収入などの、彼女の日本における生活費等の問題はありませんでした。一番の問題は、偽装結婚ではないという証拠を提出する作業でした。

悪質ですが、相手がフィリピン人だった場合は、偽装結婚をして在留資格を得ているケースが実際にあるからです。

提出書類には、出会った経緯や場所や日時、出会った回数など細かく具体的に記載する必要があります。最も私にとって厄介だったのが、それを裏付ける写真です。

元々、私は写真撮影されることが苦手でしたので、日本で二人で撮った写真が1枚しかなかったのです。ほとんどが、自分が眺めるために撮った写真。つまり、彼女が一人で写っている写真ばかりです。

これでは、いくら立派な彼女との出会いの経歴書を書いても、机上の空論になってしまいます。二人が偽装ではない、本物の夫婦である事を証明するためには、フィリピンに行って撮影するしかないと考えました。

もともと、私は現地でも結婚式を挙げるために、フィリピンに行く準備はしていました。入管に提出する写真のポイントがいくつかあります。

  1. 服装が異なる写真を用意する。
  2. 撮影した時期が異なる写真を用意する。
  3. お互いの家族と一緒に写っている写真で服装や時期が異なるものを用意する。

です。

  1. に関しては、服装が同じだと背景の場所は異なっても、一日しか一緒にいなかったと簡単に推測されます。
  2. に関しても、写真を取った時期が異なることで、会った回数を示すことにもなります。私の場合は3か月の間に3回、フィリピンに行きました。渡航記録はパスポートに残りますから。
  3. に関しても、できるだけ彼女の家族と一緒にあちこちに出向いて写真を撮りました。

結果としては、それらの写真と一緒に提出書類を提出し、彼女は「日本人の配偶者等」のビザを取得することが出来ました。

今となっては、短期間の間に何度もフィリピンを行ったり来たりで大変でしたが、良い思い出です。

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