2018-03-21

フランス留学時代からのお付き合いを経て

私のフランス留学時代からのお付き合いを経て3年ののち結婚を決め、居住地は日本と定めました。

といっても、観光ビザで入国してあれやこれやの手続きを全て完了するのに不安もあったので、彼はワーキングホリデービザを取得してまずは入国。一年のビザ有効期限を迎えるタイミングで、「日本人の配偶者等」のビザに切り替えを行いました。

いわゆる「配偶者ビザ」申請の前には、両国に婚姻の届をだすことがもちろん必要なので、まずは日本で婚姻届の提出、そのあとフランス大使館へ届け出をしようと話し合い、そこは新婚夫婦ならではの「二人の思い出の日に婚姻届けを出そう」と決めました。選んだのはお付き合いを始めた日。カレンダー上でちょうど日曜日でした。

日曜日といえど日本の役所は婚姻届けを受理してくれるので余裕しゃくしゃくでいたら、夫が一言、「フランスの役所は日曜日は完全に閉まっているし、他の国もそうだと思っている。日本人とのカップルで日曜日に婚姻届を出してフランス側に届けたところ、『役所が日曜日にやっているわけない。よってこの書類は偽造。ゆえに却下』となったケースがあると聞いたことがある」と。

そんなことになってはたまったものではないので、翌月曜日に婚姻届を提出。日本の役所から証明書を入手し、次は入国管理局へ。

ビザ取得に必要な書類や情報を集め、どんどん記入をしていったものの、一番大変だったのは、「二人が結婚に至るまでのなれそめを記載せよ」という項目。

分量にしてA4用紙一枚分だったような記憶があります。それに加えて、2人で撮ったスナップ写真を数枚添付せよというお達し。仮に写真の場所に二人で行っていたとしても、写っているのは一人だけの場合は認められないとのこと。

私たちの場合は、お付き合いをしている段階での写真もエピソードもふんだんにあったからよかったものの、もしお互いに写真を撮られるのが嫌いで、提出できる写真がない場合はどうなるのかと不安になりました。写真がないことを理由にビザが下りないということはないとは思いたいですが。

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